
医療脱毛について調べていると、「ダイオードレーザー」という言葉を目にする機会が多いのではないでしょうか。
現在、多くの医療脱毛クリニックで採用されている代表的なレーザーの一つであり、産毛への効果や痛みの少なさから人気を集めています。
「アレキサンドライトレーザーとの違いは?」「色黒でも照射できるの?」「顔脱毛や全身脱毛に向いている?」など、気になる方も多いでしょう。
この記事では、ダイオードレーザーの仕組みや特徴、メリット・デメリット、おすすめの脱毛機まで詳しく解説します。
ダイオードレーザーとは?
ダイオードレーザーは、**800~940nm(ナノメートル)**の波長を持つ医療用レーザーです。
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間に位置する波長を持ち、幅広い毛質や肌質に対応できることが特徴です。
メラニン色素への反応はアレキサンドライトレーザーより穏やかですが、その分、肌への負担を抑えながら脱毛を行いやすく、色黒の方や日焼けした肌にも対応できる機種が多くあります。
また、熱破壊式だけでなく蓄熱式にも採用されているレーザーで、現在の医療脱毛では非常に多く使用されています。
ダイオードレーザーの仕組み
ダイオードレーザーは、毛に含まれるメラニン色素へ反応して熱を発生させます。
熱破壊式では毛母細胞や毛乳頭へ高出力のレーザーを照射し、蓄熱式では毛の成長に関わるバルジ領域へ低出力のレーザーを繰り返し照射します。
そのため、1種類のレーザーでありながら、照射方式によって特徴が大きく変わることもダイオードレーザーの魅力です。
ダイオードレーザーが得意な毛質
顔や背中などの産毛
ダイオードレーザーは細く色素の薄い産毛への効果が期待できます。
そのため、顔脱毛や背中脱毛など、産毛が多い部位に採用されることが多いレーザーです。
全身脱毛
濃い毛から細い毛まで幅広く対応できるため、全身脱毛との相性も良好です。
部位ごとに機械を変えなくても施術できるケースが多くあります。
敏感肌
比較的肌への刺激が少ないため、敏感肌の方にも選ばれることがあります。
ダイオードレーザーが苦手な毛質
非常に濃く根深いヒゲ
ヒゲやVIOなど毛根が深い部位では、ヤグレーザーの方が高い効果を期待できる場合があります。
白髪
他の医療レーザーと同様に、白髪には反応しません。
黒いメラニン色素が存在しないためです。
ダイオードレーザーのメリット
幅広い毛質に対応できる
濃い毛だけでなく産毛にも対応しやすく、全身脱毛を検討している方に人気があります。
痛みが比較的少ない
蓄熱式を採用する機種では、じんわりと熱を加えるため、熱破壊式より痛みを感じにくい傾向があります。
痛みに不安がある方や医療脱毛が初めての方にもおすすめです。
色黒・日焼け肌にも対応しやすい
メラニンへの反応が比較的穏やかなため、日焼けした肌や色黒の方でも施術できる機種があります。
※肌の状態によっては照射できない場合もあります。
肌への負担を抑えやすい
冷却システムを搭載した機種も多く、施術中の熱感や刺激を軽減しながら照射できます。

ダイオードレーザーのデメリット
剛毛では回数が増えることがある
ワキやヒゲ、VIOなど非常に濃い毛では、熱破壊式ヤグレーザーより施術回数が多くなることがあります。
蓄熱式では効果を実感するまで時間がかかる場合がある
蓄熱式では施術直後に毛が抜け落ちないこともあり、「本当に効果があるの?」と感じる方もいます。
しかし、毛周期に合わせて施術を重ねることで徐々に効果が期待できます。
ダイオードレーザーを搭載した代表的な脱毛機
| 脱毛機 | 特徴 |
|---|---|
| ソプラノチタニウム | 3種類のレーザーを搭載し産毛にも強い |
| ソプラノアイスプラチナム | 全身脱毛で人気の蓄熱式脱毛機 |
| メディオスターモノリス | 蓄熱式・熱破壊式を切り替え可能 |
| メディオスターNeXT PRO | ダイオードレーザーの代表機種 |
| ライトシェアデュエット | 世界的に導入実績が多い人気モデル |
| クリスタルプロ | 熱破壊式・蓄熱式を使い分けられる |
ダイオードレーザーがおすすめな人
顔や背中など産毛を脱毛したい人
産毛への効果が期待できるため、女性の全身脱毛にも人気があります。
痛みをできるだけ抑えたい人
蓄熱式対応機種では刺激が少なく、医療脱毛初心者にも向いています。
色黒・日焼けした肌の人
アレキサンドライトレーザーでは施術が難しいケースでも、ダイオードレーザーなら照射できる場合があります。
全身脱毛を考えている人
幅広い毛質へ対応できるため、1台で全身を効率よく施術できます。
ダイオードレーザーが向かない人
- ヒゲやVIOを最短で脱毛したい人
- 即効性を重視する人
- 濃く根深い毛を少ない回数で終わらせたい人
このような方は、ヤグレーザーを搭載した熱破壊式脱毛機も比較してみると良いでしょう。
他のレーザーとの違い
| レーザー | 波長 | 剛毛 | 産毛 | 色黒肌 | 痛み |
| アレキサンドライト | 755nm | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | △ | ★★★★☆ |
| ダイオード | 800~940nm | ★★★★☆ | ★★★★★ | ◎ | ★★☆☆☆ |
| ヤグ | 1064nm | ★★★★★ | ★★★★☆ | ◎ | ★★★★★ |
ダイオードレーザーは、3種類のレーザーの中でもバランスに優れたレーザーといえます。
まとめ
ダイオードレーザーは、800~940nmの波長を持ち、産毛から比較的濃い毛まで幅広く対応できる医療レーザーです。
特にソプラノチタニウムやメディオスターモノリス、メディオスターNeXT PROなど、多くの人気脱毛機に採用されており、全身脱毛や顔脱毛との相性にも優れています。
また、痛みを抑えやすく、色黒や日焼けした肌にも対応できる機種が多いことから、医療脱毛初心者にも人気があります。
脱毛機を選ぶ際は、料金だけでなく搭載されているレーザーや照射方式まで確認し、自分の毛質や肌質に合った機種を選ぶことが、満足度の高い医療脱毛につながるでしょう。

